ナイゼン流 – 鴉羽屋十

ナイゼン流とは、勝負事において勝っても負けても「ナイゼン」と心の中で叫ぶ流派です。

ナイゼンとは？

ナイゼンとは「ナイス全力」の略です。

相手の全力を讃える言葉ですが、自分に向けて「ドンマイ」と似たような意味でも使われます。

相手が勝っても、自分が勝っても勝負は勝負。勝ち負けを気にせず「ナイゼン」と心の中で叫ぶことで、自分への慰め、相手への敬意を同時に示すことが目的です。

鴉羽ジョセフが麻雀に連敗し、心が折れ、芽生えてはいけないような嫌な感情が芽生えた時、咄嗟に出た言葉が「ナイスな全力だった！」でした。

特に目立った効果はありません。「ナイゼン」はただの言葉です。

ただ単に、心を折らずに麻雀を続けるために唱えている『魔法の言葉』のようなものです。

言葉を唱える背景には「あれは仕方なかった」「私も全力でいったけど、相手も全力だったんだ」「相手の全力を讃えよう」という流れがあります。

先ほどから『心の中で叫ぶ』という表現をしていますが、実際に口に出して叫んでいる訳ではありません。口に出して叫んでしまうと、お住まいの環境によってはトラブルの原因になる恐れがあるので、ご注意ください。（あくまでも心の叫びです）

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